犬の咬みグセの相談場所
愛犬の咬みグセが手におえないと感じたら、迷わず、専門家に相談しましょう。
咬みグセの相談する先は、「行動治療を行っている獣医師」、「犬のしつけ教室」、「ドックトレーナー」など、いろいろあります。
咬みグセの専門家といっても、咬みグセの解消は、その専門家によって違います。犬のトレーニング方法をよく聞いて、飼い主が納得して実行できる専門家を探しましょう。
咬みグセの相談先
しつけ教室
躾け教室は犬と飼い主が一緒に通います。いつもと違う環境になるため、家で飼い主に咬みつく犬というより、外で起きる噛み癖のトレーニングするのに向いています。
一般的に咬みグセのトレーニングはマンツーマンで行うのですが、しつけ教室はグループレッスンになります。そのため、他の犬、他の人と一緒というのが、功を奉する場合があります。
行動治療を行う獣医師
行動治療を学んだ獣医師に診察してもらい、咬みグセについて、しっかり対応してもらえます。咬みグセについて専門的な治療を行ってくれます。
しかし、行動治療を学んだ獣医師は全国にごくわずかしかいません。近くに咬みグセ専門の動物病院がないか探して見ましょう。
インストラクター/ドックトレーナー/訓練士
飼い主の家に出張してもらえ、犬のトレーニングをしてもらえる場合があります。特に咬みグセのトレーニングになると、犬を預けてトレーニングしてもらっても、家に戻ると、飼い主に咬みつくという場合があります。
飼い主に噛む犬のトレーニングには家に出張してくれるトレーナーがいいでしょう。
ただ、そのトレーナーの教え方によって、逆に犬が凶暴化してしまうこともあります。出来れば、飼い主が、しつけ方を学び、愛情をもってトレーニングしてあげることのほうがいいでしょう。
関連ページ
- 犬の行動治療は家族の協力
- 咬みグセの根本治療は、一人だけ行動治療のための行動を変えても、家族が以前と変わらない態度であれば、犬は混乱してしまいます。家族間で犬の対応の統一をはかることも大切なのです。
- 噛み癖治療の投薬する場合
- 咬みグセを治療する行動治療では薬も処方される場合があります。その薬は、咬みグセを根本的に治療するものではなく、脳内物質のバランスを変えて、不安を抑える目的で使うものです。
- 犬歯を削る場合
- 犬の咬みグセを根本から回避する方法として、「犬歯」を削るという方法もあります。犬歯を削ると、ざっくり咬まれる恐れはなくなりますが、犬にとっては身体のリスクが高まります。