犬の噛み付きスイッチと咬み付く前のサイン
愛犬に咬まれた経験があるなら、これ以上噛まれない様にするのを、まず優先しなければなりません。犬が噛んで嫌な思いから逃れたり、自分の守りたいものを守れたら、犬は再び咬む可能性があるのです。
咬む回数が増えることによって、咬み癖はエスカレートして、ますます、しつけによる対応が難しくなります。
犬は咬んだことを反省したり、「これからは咬まない」と決意したりしません。咬まれないようにするには飼い主が気をつけるしかないのです。
噛み付きのスイッチが入ったタイミング
これ以上、咬まれないようにするには、噛み付かれた状況を振り返って、どんなときに噛み付かれたか、噛み付きのスイッチが入ったタイミングを見つけることです。
- 噛み付く前に犬に普段と違う様子はあったか
- 噛み付く直前は犬は何をしていたか
- 噛み付かれた人のどんな行動で噛み付きのスイッチが入ったか
状況を振り返って、まずは紙に書き出してみてください。家族とも話し合いながら、いろいろな角度から振り返って見ましょう。
犬の噛み付きのスイッチをみつけるには
ボディランゲージをみる
犬はボディランゲージが豊かというか吠える以外はボディランゲージで感情を伝えます。体のポーズや動き、顔の表情、体の緊張感、尻尾の立て方、目の動きなどを読み取って、犬の感情を読み解きましょう。
咬み付く前のお知らせサイン
ボディランゲージを踏まえて、咬み付く前のサインをみつけます。そうすると、噛み付きスイッチを押さなくてすみます。愛犬がどんなサインを出していたのか振り返ってみましょう。
犬のお気に入りと怖がるもの
噛み付きのスイッチが入ってしまった原因はお気に入りのものをとろうとしたからでしょうか?それとも怖がるものを避けたかったからでしょうか?それとも、嫌がることをしたからでしょうか?
犬が咬み付くきっかけ
過去の噛み付いた状況を分析することで、噛み付きのパターンをみつけやすくなります。何がきっかけで咬みつきのスイッチが押されたのか把握しておきましょう。