咬み付かせないための犬の管理:犬のしつけ
咬みつかせないための犬の管理をする前に、愛犬がどのようなときに噛むのか、そのシーンを予測できなくてはいけません。
いつ、どこで、どんなときに、愛犬が噛んだのか、咬んだシーンを分析して、しっかり、頭に叩き込んでおかなければならないのです。
たとえば、食事中に咬んだとしても、そのときに、何のきっかけで咬みつくきっかけになったのかを把握しておくのです。
噛むきっかけを取り除く
犬の食事中に触ったら噛むなら「犬に触らない」、服を着せると噛むのなら「着せない」、お気に入りの場所から下ろそうとするときに噛むのなら「お気に入りの場所を取り除く」などです。
このように、飼い主が「・・・しない」というのを実行するだけで、犬が咬まなくなったケースは多いのです。
取り除くのが難しいケース
また、食事の準備中に咬みついてくるような取り除くことが難しいケースもあります。この場合は、犬と人間が一緒の場所にいないようにすることです。
このように、愛犬との妥協点をみつけ、物理的に咬ませない環境を整えていくのです。
咬みグセを回避する犬の管理
犬の食事中に近寄ると咬みつく
ハウスに入れて食事をさせる
犬ガムを取り上げると咬みつく
犬ガムを与えない
何かを持ち逃げして取り上げようとすると咬みつく
犬の届く場所におかない
抱っこで散歩させているとき挨拶した人を噛む
人が近寄ってきたら降ろす
来客や配達員に咬みつく
玄関手前に飛び出し防止用のゲートをつける
犬の食事の準備をしているときに咬みつく
食事の準備をするときはゲートにいれるか、台所に入れないようにフェンスをつける
ソファから犬をおろそうとしたら咬みつく
ソファに乗せない、乗せないようにソファに物をたくさんおく
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